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《1月27日(金)》
◆クールビズに逆襲!新商品で巻き返しをはかるネクタイ業界
昨年、国を挙げての運動になった夏の軽装化「クールビズ」。
窮屈なスーツ姿から開放されて大喜びのビジネスマンもいただろうが、
そのせいで売上が大きく落ち込んだのは、
そう、
ネクタイだ…。
1月26・27日の2日間、ネクタイメーカーが一致団結。
日本ネクタイ組合連合会に加盟する大手15社が、
東京中央区にて今夏向けの新商品展示会を開催した。
展示会のスローガンは、
「NO(ノー)
ネクタイ姿のだらしないクールビズから、
WITH(ウィズ)ネクタイの爽やかなクールビズへ」。
小さく折りたたんで
ポケットチーフとしても使えるネクタイや、
「iPod」が入るポケットを裏面に取り付けたネクタイなど、
趣向を凝らした新商品の数々が登場した。
同連合会会長(三松商事社長)の小堀剛氏は、
「逆風はチャンス。面白い商品開発のきっかけになった」と話す。
経営の神様、松下幸之助もこう言っている。
『不況良し 知恵の出しどき 工夫のしどき』
それを実践している
ネクタイメーカー各社に、
この夏は創意工夫でクールビズに打ち勝って欲しいとエールを贈りたい。
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このニュース営業ネタに使うなら?
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昨年6月11日の日経新聞新聞記事に
クールビズに抗議するネクタイ業界の記事が出ている。
『日本ネクタイ組合連合会(東京・中央)は
小泉純一郎首相宛に要望書を提出。
「ノーネクタイ」のキャッチフレーズは、
「特定商品を敵視・排除している」と、配慮を求めた。』
対する小泉首相のコメントは、
『ピンチをチャンスに変える。
ネクタイ業界、少しは創意工夫して
売れるように考えてもらいたいですね』
というもの。
ネクタイメーカー各社の頑張りは
その言葉に発奮してのことか。
さてさて、ネクタイ必需品のサラリーマンのおしゃれ
感度はというと20代までは40%までが意識しているものの、
30代からは10%までいっきに下がり、
かける費用は平均8000円程度。
サラリーマン相手だけのマーケティング戦略だと
ネクタイ業界、ちょっと大変かも知れない。
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